1973-06-19 第71回国会 参議院 運輸委員会 第14号
この事実ば今や、内海、外海を問はず日本列島の周辺海域に瀰漫し、各所に漁場公害を招来し、国民各層の痛恨事となっている。 今回、本県の被害三漁協千三百名余の漁民は流失重油事故原因の徹底究明、その責任所在の追求に敢然として起ちあがり、千葉地裁に対し、総額八億円余に及ぶ損害賠償請求訴訟を提起したのである。
この事実ば今や、内海、外海を問はず日本列島の周辺海域に瀰漫し、各所に漁場公害を招来し、国民各層の痛恨事となっている。 今回、本県の被害三漁協千三百名余の漁民は流失重油事故原因の徹底究明、その責任所在の追求に敢然として起ちあがり、千葉地裁に対し、総額八億円余に及ぶ損害賠償請求訴訟を提起したのである。
私ども、ことしから浅海漁場開発事業という、いわば農地につきましては農業土木と同じような相当大がかりな水産土木事業を始めまして、全国で、松島湾と静岡県の浜名湖でございますけれども、数千ヘクタールにわたって海をつくり、内海、外海の水の出入りをよくして漁場の若返りを現在計画いたしておるわけでございます。
また内海、外海の水位落差は約一尺でございますが、長さ二百八十間に對する一尺は何ら漁船の通路に支障を來さないのであります。すなわちこれが實現化は沿岸漁民の福利増進を計るゆえんでありますから、遂に内務省の指定港灣に編入を見たのでありましたが、世上漁業に對する認識淺きため、今日に至るも實現を見ざる現状にありますことは、はなはだ遺憾であります。
小濱線が走りまして停車場があり、漁獲物の集荷発送に便なるを思い、この地を縣下第一の候補地と定められ、大正十三年より翌十四年に至る約二ケ年間を通じまして、海浪の抵抗力並びに内外海の水位の落差等細密なる調査を進められました結果、外海には防波堤、防砂堤を築き、水深七尺、幅員二十間、長さ二百八十間を切り割れば、それより生ずる土にて一万六百四十坪の土地を得られるを以て陸上の重要施設用地もこれによつて得られ、内海外海